Wa styie（和 スタイル）
アイアンチェアーのイメージは、欧米などのビンテージ家具のイメージが一般的です。
それを、あえて和のテイストである、古い日本家屋の格子や佇まいをイメージして制作しています。
【手曲げによる自然な曲線】
アイアンチェアーのアイアン部分は、一つ一つ手曲げで制作しています。
流れるような微妙なラインは、機械曲げでは表現できない作りになっています。
さらに背もたれの部分は人の体に合わせて、背中を包み込むように湾曲した仕上がりになっています。
【塗装と表面加工】
マットブラックのアイアンの落ち着いた仕上りは、特殊塗装のセラコート塗装でコーティングされています。
※セラコート（Cerakote）とは-------
セラミックを含んだ特殊な塗料によるコーティングで、 その強靭な皮膜は摩擦に強く、耐熱性や耐腐食性も高いのが特徴です。その強靭さでアメリカ軍部隊にて使用されている特殊塗装です。
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座面とひじ掛けは、針葉樹の杉材で製作しています。
杉材は、繊維が粗目のやわらかい材質で加工性に優れています。
木目も鮮明で木肌の白さは、着色しやすく制作者の意図を表現しやすい素材と言えます。
座り心地に関しても、杉材の柔らかさが大切な特徴です。
座面を丸く凹面状に加工している理由も、座り心地の柔らかさに拘ったからです。
しかし、杉材の柔らかさは防水性や防腐性、防虫性の悪さなどの欠点でもあります、その欠点を補うために着色前に、液体ガラスで下地処理して、繊維のミクロな部分へのコーティングを施しています。
仕上げは、2液性のウレタンクリアーにてコーティングしてあるので艶やかな光沢と、防汚性を実現しています。
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